
■まつり期間を3月16日まで延長
豊橋市の向山梅林園
豊橋市はこのほど関係機関と協議し、当初3月2日(日)で終了としていた向山梅林園「梅まつり」を3月16日(日)までに延長することに決めました。梅の開花が遅れていることに伴う措置です。
今年の開花は早咲き、中咲き、遅咲きとも例年よりも約2週間ほど遅れて推移しており、2月26日現在も見ごろを迎えているのは1~2割ほどでした。
「梅まつり」と表現していますが、実際に大がかりなまつりを開いているのではなく、甘酒や五平餅などを扱うテント張りの茶店が、営業期間を延ばすことが実質的な内容です。
しかしこの茶店には伝統があり、年々扱う商品を増やしており、2月26日には、もつを豆味噌で煮込んだ愛知県名物のどて煮などが売れていました。
向山梅林園は、観賞用の梅林園としては東三河最大級で、1.3ヘクタールの園地に早咲きから遅咲きまで29種400本が植えられています。
やっと中咲きの品種が咲き出したばかりのことから、3月中旬まで観梅を楽しめそうです。


■向山梅林園のウメ
東三河最大級の梅林園です。1.3ヘクタールの広々とした園地に早咲きから遅咲きまで29種400本が植えられており2月下旬~3月上旬を中心に約2か月にわたって楽しめます。
最初に見ごろを迎えるのは紅梅では「寒紅梅(かんこうばい)」、白梅では「花果実鶯宿(はなかみおうしゅく)」です。「寒紅梅」は濃紅の一重、「花果実鶯宿」は純白の八重。色、形ともに対照的なのがうれしさを倍増させてくれます。
同園の代表的な品種は「青軸(あおじく)」でしょうか。この花の魅力はなんといっても翡翠色のつぼみ。枝にびっしりとついたこの翡翠色の玉が、一斉に開花すると真っ白な花の群れが枝先を覆い尽くします。
観梅の人たちだけでなく、メジロにとってもこの青軸は、花蜜がたっぷりといただける「素敵な花」のようです。訪れた日、開花にはまだ早いというのに、メジロが青軸から青軸へと飛び回っていました。きっと蜜三昧のプレゼントをしてもらった昨年の記憶が残っているのでしょうね。
同園のウメはすでに樹齢40年を超して、壮年から老年へ差し掛かったところ。樹皮が乾燥して、ちょっとおじいちゃんぽくなった木も多いですが、子孫繁栄のためにと、一生懸命に花をつけてくれます。

期間中はテント張りの茶店も登場します。茶店の前には緋色のカーペットを敷いた休憩台が並び、甘酒や花見だんごほか、東三河名物の五平餅もいただくことができます。
毎年2月中旬にはイベントデー(2025年は2月16日)が催され、ウメ苗木の無料配布や豊橋茶の試飲、二川宿本陣まつり「雅姫、琴姫」をゲストに迎えたウメの撮影会(無料)も開かれます。
観梅は無料ですが、駐車場が狭いので、公共交通機関の利用が必要です。

■基本情報
◆〒440-0864
豊橋市向山町字南中畑50
◆JR(名鉄)豊橋駅下車、豊鉄バス3・4番のりばから乗車、「台町」バス停下車。徒歩5分。
◆入場無料
◆トイレあり
◆外部サイト
https://www.city.toyohashi.lg.jp/6562.htm
◆お問合せ先
豊橋市役所観光プロモーション課(春まつり実行委員会)
[TEL 0532-51-2430]
◆2025年の情報であり、変更される場合があります。