■愛知県民の森の「山里のモミジ」
京都に代表される「庭園のもみじ」とはひと味違った「山里のもみじ」に出会えるのが愛知県民の森のモミジ散策です。
最初に紅葉するのは愛知県の「県の木」にも指定されているハナノキです。紅葉の特徴は、黄緑から黄色、そして赤色に紅葉していきながら、紅葉が一気には進まないのでグラデーションを楽しむことができることです。
そのほかウルシも早ければ11月上旬には紅葉をみせてくれます。よくみると、硬い葉の葉脈は、さいごまで緑を保とうとしており、なんとも微笑ましくなります。
そして紅葉シーズンの最後を飾るのがヤマモミジです。山一面をモミジが染めるのではなくスギやヒノキなどの常緑樹のなかで、美しい朱色をきらめかせてくれます。
最後に、愛知県民の森は面積が572ヘクタールもあり、とても広い自然公園です。この572ヘクタールにはピンとこない人も多いと思いますが、正方形なら一辺2.4キロメートル、日本でいちばん面積の狭い蕨市(埼玉県)よりも広いのです。散策路の総延長は30キロメートル、あらかじめマップを見て計画を立てて行きましょう。
入園料、駐車料金とも無料。開門は午前7時(閉門は午後8時)なので紅葉シーズンは早朝がお勧めです。
■ちょっと寄り道
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■アクセス
◆〒441-1693
愛知県新城市門谷字鳳来寺7-60
◆駐車場あり(無料)
◆入園料無料
◆開門時間 7:00~20:00
◆トイレあり
◆詳細ページ
https://www.aichi-park.or.jp/kenmin/
◆2024年の情報であり、変更される場合があります。