茶臼山高原の紅葉 [奥三河(豊根村)] [紅葉特集]

奥三河(新城市以北)
観光リフトの周辺も鮮やかに色づいている(2024年10月27日撮影)
矢筈(やはず)池に浮かぶスワンボート(2024年10月27日撮影)

 ■茶臼山高原の紅葉

 茶臼山高原は愛知県の豊根村と長野県の根羽村にまたがる標高1000メートル~1200メートルの高原です。最高峰は愛知県の最高峰でもある標高1415メートルの茶臼山。この標高の高さを「武器」に、「愛知県で最も早い紅葉」をアピールしています。

 豊根村観光協会のおすすめ紅葉スポットは、標高1200メートルの矢筈(やはず)池を取り囲む紅葉です。矢筈池は、茶臼山高原スキー場のリフト乗り場前の第一駐車場に隣接した、同高原で最も大きな池です。
 それでも周囲は歩いて10分ほど。散策路も整備されて、アップダウンもほとんどないので誰でも紅葉狩りを楽しめます。

山肌を染める錦の紅葉(2024年10月27日撮影)

 とくにおすすめは、晴れた日の散策です。きらきらと光をたたえる水面には、まばゆいばかりの「逆(さか)さモミジ」が映り、その幻想的なハーモニーは息をのむほどです。

 それだけではありません。池の周辺からはすっぽりと紅葉した茶臼山が望めます。山肌は北側に広がっているので多彩な紅葉が手に取るよう。

 カエデだけでなく真っ赤に燃えるハナノキ、背高のっぽの木々が山肌に黄色の帯をつくるブナ、ずんぐりむっくりだが紅色の生命力が長く続くナナカマドなど、大自然の紅葉パノラマが視界いっぱいに広がります。

 初夏には芝桜を観賞する人たちが利用するリフトはこの時期も運行しており、山肌の紅葉を間近に見ることができ、終着の展望台からは紅葉だけでなく遠く冠雪した南アルプスの山々も眺望できます。

 駐車場は無料で入場料もいりません。ただしリフト利用は往復800円が必要です。

観光リフトからは紅葉が手に取るよう(10月27日撮影)

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アクセス

◆〒449-0405
  愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185(茶臼山高原)

◆駐車場あり

◆入場無料

◆トイレあり

◆観光リフト利用は大人800円(往復)が必要です。
※平日11:00~16:00(下り線最終)
※土日祝9:00~16:30(下り線最終)

◆詳細ページ
https://www.chausuyama.jp/

◆お問合せ先
 茶臼山高原
 [TEL 0536-87-2345]

◆2024年の情報であり、変更される場合があります。

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