■蒲郡駅南口の百日紅(サルスベリ)
蒲郡の街路樹を代表する花で、この時期市内のいたるところで出会えます。
とくになじみの深いのは蒲郡駅の南口から竹島園地の入口まで数百メートルにわたって続く百日紅ロードでしょう。
蒲郡は東海道を代表する「海のまち」です。ちなみに東京から京都までのJR東海道本線の主要駅のなかでは、駅舎は最も海に近いのではないでしょう。
そして蒲郡はまた「夏のまち」です。初夏には潮干狩り、盛夏には海水浴や大型レジャープールが大にぎわいです。
百日紅はそんな蒲郡にぴったりの街路樹です。もともと百日紅はアジア南部の原産なので、花の大きさや色合いはどことなく南国ムードを漂わせてくれます。さらに名の通り、7月から10月にかけて長期間にわたって紅ピンク色の鮮やかな花が私たちを楽しませてくれるのです。
それにしても和名のサルスベリとは、どのようにして誕生したのでしょう。花の色や開花期間には目もくれず、つるつるの幹に注目したのでしょうが、とってもユーモアのある命名ですね。
さあ、私たちもサルスベリ並木を訪ねて、命の輝きをもらいましょう。
■ちょっと寄り道
■アクセス
◆〒443-0034
愛知県蒲郡市港町17 (蒲郡駅~蒲郡郵便局付近)
◆2024年の情報であり、変更される場合があります。