東山動植物園のインドサイ「胸キュンのスキンシップ」 [名古屋市]  [行楽ガイド]

心温まるラブラブぶりだね 名古屋市
心温まるラブラブぶりだね

■東山動植物園のインドサイ

何か起きそうな予感だね
何か起きそうな予感だね

 胸キュンのスキンシップ

 何度も東山動植物園に足を運んでいますが、ラブラブのインドサイを見たのは初めてです。私だけでなく観覧者の全員が戸惑いと大興奮に包まれました。

 うららかな春の日、若葉のまぶしいインドサイの飼育舎の前を通りがかったとき、その光景がありました。
 3つに仕切ってある飼育場のいちばん正門に近い場所をあてがわれているブンタ(オス)が仕切り越しに隣のニルギリ(メス)と激しくほおをすりあわせています。
 直感的に「すわっ、愛情の交歓か」と思いましたが、真相はわかりません。ただ言えるのは、来園のみんなも戸惑っていたことです。
 お孫さんに向かって「ほらっ、ケンカを始めちゃったよ」と指さすおじいちゃんがいると思えば、一方で3人組のおばちゃんグループはみんなそろって「いやだあ」。顔を真っ赤にしています。

最初はぽつねんとしていたブンタ君
最初はぽつねんとしていたブンタ君

 急いでネット検索すると次のことがわかりました。ブンタは2014年1月生まれなので人間なら青年期にあたること、一方のニルギリは国内で1990年1月生まれで国内で飼育されているインドサイ8頭の最年長、人間なら70歳を越えているということ。
 当方はサイの繁殖に関してまったく知識はありません。ただネットで知ったことは、ブンタは横浜市の金沢動物園で生まれ、2016年3月に東山動植物園にやって来てからはずっとニルギリの繁殖相手として期待されていたことは確認できました。
 ちなみに東山動植物園で飼われているもう一頭のインドサイ「セラ」(オス、2003年生まれ)はニルギリの子どもです。
 インドサイはインド北部からネパールにかけて生息していますが野生の頭数は3500ほどにまで減っており、早期の絶滅が危惧されているそうです。
 もしニルギリに繁殖の能力が残されているのなら、ぜひこの愛の交歓が成就して欲しい、心の底からそう願いました。

ちょっとラブラブだね
ちょっとラブラブだね

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基本情報

◆〒464-0804
 名古屋市千種区東山元町3-70

◆観覧料 大人500円 (名古屋市在住の65歳以上の方100円)

◆駐車場あり(普通車800円/回)

◆休園日 月曜日
 (月曜日が祝日の場合は翌平日、12/29~1/1)

◆開園時間 9:00~16:30
(閉園は16:50)

◆外部サイト
https://www.higashiyama.city.nagoya.jp

◆お問合せ先
 名古屋市東山動植物園
 [TEL 052-782-2111(代表)]

◆2025年の情報であり、変更される場合があります。

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