伊良湖菜の花ガーデンのなのはな [田原市]

田原市
見ごろを迎えた菜の花(2025年2月8日撮影)

■伊良湖菜の花ガーデンのなのはな 

 4ヘクタール(200平方メートル)もの広い敷地は、1月上旬~3月下旬の長期間にわたって黄一色に染まります。抜けるような青空のもと、春のきらめく陽光がお花畑をきらきらと輝かせてくれます。
 期間中、渥美半島では1000万本の菜の花が咲き誇り、そのうち120万本がここ菜の花ガーデンに集まっています。
 菜の花ガーデンは国道259号沿いにあり、かつて伊良湖フラワーパーク(1961年開園、2002年閉園)が立地していた跡地です。フラワーパークはパビリオン内で花を観賞する方式でしたが、菜の花ガーデンはすべて屋外で観賞。すぐ近くには太平洋に面した浜辺があり潮風を感じながら散策できます。

新登場のスフィンクス(2025年1月18日撮影)

 まつりを主催するのは、観光客の誘致に力を入れるいろいろな業界(農業、宿泊業、旅客輸送業)の経営者らをメンバーとする渥美半島観光ビューローです。「今年は去年よりもっと楽しんでもらおう」と園内に売れっ子彫刻家・久保寛子さんの作品を飾ります。針金を骨組みに菜の花色のビニールシートをかぶせた作品ですが、ちょっとスリムでちょっぴりとぼけた表情が、子どもたちにも大人気です。
 そのほかすっかり名物となった黄色のポストは、友だちや恋人だけでなく「記念に」と自分に宛てて投函する人もいるようです。 週末にはキッチンカーも登場。菜の花を食材に使った天ぷら、ジェラート、おにぎりなど、多彩な味が楽しめます。ほかに市内の吹奏楽団の演奏会やバレンタインイベントなどでも楽しませてくれます。

いちばんの見ごろは2月。寒さをはねのけながら春を先取りに出かけましょう。

 入園は大人500円(中学生以下無料)。駐車場は200台分あり無料です。営業は午前9時~午後4時(2月上旬からは午後5時まで)

 ほかにも渥美農業高校近くや伊良湖岬の近くでも大きな菜の花畑が用意されます。ぜひ一日かけて半島の菜の花めぐりを楽しんでください。

今年も登場 黄色いポスト(2025年1月18日撮影)
人工丘からは太平洋も眺望できる(2025年1月18日撮影)

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ちょっと寄り道


基本情報

◆〒441-3627
 愛知県田原市堀切町浜薮8-1

◆入園料 まつり期間中 500円

◆駐車場あり(無料)

◆営業時間 9:00~16:00
 (2月上旬からは17:00まで)/まつり期間中は無休

◆お問合せ先
 渥美半島観光ビューロー
 [TEL 0531-23-3516]

◆外部サイト
https://www.taharakankou.gr.jp/nanohana

◆2025年の情報であり、変更される場合があります。

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