■新しい法堂が完成。落慶法要に合わせて晋山式(しんざんしき)も
2024年11月15日


妙厳寺(豊川稲荷)で待望の法堂(はっとう)が完成しました。11月23日に落慶法要が営まれ、併せて同日、3年前に住職として赴任してこられた福山憲隆さん(47)の晋山式(住職就任式)が行われます。法堂は禅宗寺院で用いられる用語で、他の仏教寺院では講堂と呼んでいます。建物全体の老朽化が進んでいることなどから新築に踏み切りました。全面建て替えは200年ぶりだそうです。
新築に合わせ同寺の本尊「千手観世音菩薩」も新造するそうです。そして現在瑞祥殿に安置している本尊は胎内仏として新しい像の内部に収めます。
福山さんは静岡県菊川市の出身で愛知学院大卒。かつて妙厳寺の住職を長年勤めて永平寺、曹洞宗の官長も務められた福山締法さんのお弟子さん。締法さんと同じく40代前半での住職就任とあって宗派だけでなく仏教界全体の期待は大きいようです。
次ページ:「えっ、金色の恋?」へ