のんほいパークの展望塔 「あと2年」のドクターイエローもバッチリ [豊橋市] [ちょっと寄り道]

豊橋市
ドクターイエロー(2025年2月8日撮影)

■のんほいパークの展望塔

のんほいパークの展望塔

 「あと2年」のドクターイエローもバッチリ

 のんほいパークの展望塔(高さ40メートル)が鉄道ファンに人気。なぜって近くを走る東海道新幹線の勇姿がまるごと堪能できるから。
 とくに2025年1月にJR東海の「ドクター」が引退し、残るJR西日本も2027年をメドに引退が予定されていることから、「勇姿を見たい、撮りたい」とファンの聖地になっています。

 2月7日の昼下がり。展望室に期待と緊張が走ります。「もうすぐ来るぞ」の声に、室内は「おおっ」とどよめきます。
 浜松方面から名古屋方面に向けてやってきました。黄色というより山吹色に近いでしょうか。室内にはいっせいにシャッター音。計算すると7両編成の「ドクター」をすっぽりと画面に収められる時間は、わずかに5秒。しかし、なんという濃縮した5秒でしょうか。

 現在、JR西日本の「ドクター」は会社の運行日程公表はありませんが、ネットによると毎月、東京―博多を4往復ほど運行しているようです。「のぞみ測定」はほぼ10日に1度の3往復、「こだま測定」が月初めの1往復のようです。
 のんほいパーク近くの通過は下り「のぞみ」が13時15分ごろ、上りが16時33分ごろとなっています(「こだま」は下りが12時24分ごろ、上りが17時22分ごろ)。
 うまくいけば、夕陽に輝く「ドクター」が見られるかもしれませんね。

 展望塔は無料で開放されており、展望室は2階にあります。ただし最上階は喫茶室で、撮影目的のみの利用はできません。

 ※ドクターイエローは高速走行をしながら新幹線の架線や線路を点検することのできる車両で、東海道新幹線開業の1964年からありました。「ドクター」の引退は、新技術の開発により一般運行車両の台車に取り付けた機器で診断を行うことができるようになったためです。

全高48メートル(展望室の高さ約40メートル)を誇り豊橋市を一望できる

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基本情報

◆〒441-3147
  愛知県豊橋市大岩町大穴1−238

◆入園料 大人600円

◆駐車場あり(普通車200円/日)

◆休園日 月曜日
 (月曜日が祝日の場合は翌平日)

◆開園時間 9:00~16:30
(入園は16:00まで)

◆外部サイト
https://www.nonhoi.jp/

◆お問合せ先
 のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)
 [TEL 0532-41-2185]

◆2025年の情報であり、変更される場合があります。

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