岡崎市東公園の紅葉　[岡崎市]　[紅葉特集]

　■岡崎市東公園の紅葉

　1,500本の紅葉が26ヘクタールを超す園内に、うまく配置されています。公園は南斜面を利用して造成されているので、まるで風雅な山道を散策している気分にもさせてくれます。
　まずは南側の駐車場から入り、はとが池を左に見ながら進んでみましょう。園路には両側からイロハモミジが包み込んでくれます。ただ2024年は夏の酷暑の影響と10月の高音続きの影響で、紅葉は例年に比べて遅く気味で色映えもいまひとつです。
　それでも、モミジは懸命に色づこうとしています。なかには燃えるような輝きを持つモミジもあります。
　公園造成される前、現地は農業用のため池が点在する地域でした。いまも、はとが池、あしのべ池、ひょうたん池の3つが景観にうるおいを与えるだけでなく、まもなく北方に旅立とうとするカモたちを優しく包み込んでいます。
　とっておきの紅葉スポットは意外かも知れませんが動物園ゾーンの周辺です。とくに実物大の恐竜模型が置かれた区域では、みごとな紅葉を見ることができ、恐竜と紅葉という超現実的な組み合わせに興趣は尽きません。

　毎年11月下旬～12月上旬にかけて午後5時～同9時にライトアップが行われ、晩秋の風物詩になっています。ライトアップでお勧めはあしのべ池の東側に突き出た浮御堂の周辺です。この瞬間だけはなんだか雅な平安王朝の世界に入り込んだようになります。

　駐車場は無料で入園料もいりません。南側駐車場が満車の場合は少し歩くことになりますが北側駐車場は比較的空いています。