2026年 東海4県「新春 梅の旅」その3【岐阜県】

にぎわう安八百梅園 岐阜県
にぎわう安八百梅園

■梅の旅 その3【岐阜県】梅の名所9選

 美濃は市民梅園、飛騨はこだわりの1本梅

 ご存じのように岐阜県は古代より美濃国(南部)と飛騨国(北部)、それぞれ別の国であり、独立した文化を育ててきました。
 「岐阜県の梅の旅」も、そこを押さえて出かけることにしましょう。

 まずは美濃の梅園から。代表的な梅園は岐阜市の梅林公園と安八町の安八百梅園です。
 梅林公園(50種1,000本)は金華山の南麓にあり、あらゆる意味で優等生的な梅林です。長期間にわたって楽しんでもらえるように早咲き、中咲き、遅咲きが次々と咲くように品種を選定しており、高齢者でも気楽に観梅できるように園内の起伏を押さえています。面積も長良川陸上競技場の約1.3倍の2.6ヘクタールもあります。
 安八百梅園は1998年に開園した市民共同型の梅林園です。「岐阜市の上を行きたい」と100種1,200本が植樹され、面積も3.9ヘクタールと広大です。園内の各ブロックには開花時期に偏りが出ないように工夫されています。

 美濃地方にも個性的な梅林園があります。氷砂糖の国内トップメーカーが一般開放している「南濃梅園」(海津市)です。すべての木は梅酒に最適とされる和歌山県原産の苗を取り寄せ育てています。

 飛騨地方では「禅昌寺ゆかりの梅」(下呂市萩原町)と「古子(ふるこ)の紅梅」(同小坂町)は、どちらも必見です。禅昌寺は16世紀前半、飛騨の戦国大名三木氏が創建した禅寺で、境内には樹齢1200年の杉の巨木(国天然記念物)ほか、武将茶人・金森宗和がつくった優美な庭(県名勝)も残されています。
「ゆかりの梅」は白梅で、樹齢は数百年経っているでしょうか、優雅な古木の風格を持ち、厳しい禅寺の伽藍を引き立てています。
 一方「古子の紅梅」は紅の八重咲きで樹齢700年以上。いまは幹の代わりに残った大枝が樹木全体に命を吹き込んでいます。

 地元の人たちが大切に守ってきたのでしょう。静かに観賞したいですね。

【岐阜県 梅の名所9選】

【梅林公園】所在地
岐阜県岐阜市梅林南町
本数
50種1000本
見ごろ
1月中旬~3月下旬
入園料
無料
時間
いつでも
メモ
早咲きから遅咲きまで多彩な種類。ライトアップあり
駐車場
無し
公共交通
市バス「梅林前」
【蘇原自然公園】所在地
岐阜県各務原市蘇原北山町1丁目
本数
50本
見ごろ
2月中旬~3月下旬
入園料
無料
時間
いつでも
メモ
紅梅と白梅を中心に約50本。各務原台地の麓にあり散策に最適
駐車場
あり
公共交通
車が便利
【安八百梅園】所在地
岐阜県安八郡安八町外善光3208
本数
100種1200本
見ごろ
1月下旬~3月下旬
入園料
無料
時間
いつでも
メモ
1998年開園。約4ヘクタールの広大な敷地に早咲きから遅咲きまで
駐車場
あり
公共交通
車が便利
【南濃梅園】所在地
岐阜県海津市南濃町志津581
本数
実梅500本
見ごろ
2月下旬~3月中旬
入園料
無料
時間
いつでも
メモ
氷砂糖製造会社の私有地を開放。和歌山産梅の苗木から育成
駐車場
あり
公共交通
車が便利
【聖蓮寺の八房梅】所在地
岐阜県不破郡関ケ原町大字今須2367
本数
八房梅1本
見ごろ
2月下旬~3月下旬
入園料
無料
時間
10時~16時
メモ
県指定天然記念物。800年前親鸞が種を埋めたの伝承が残る
駐車場
公共交通
車が便利
【大津谷梅園】所在地
岐阜県揖斐郡池田町宮地1106-2地先
本数
550本
見ごろ
2月下旬~3月中旬
入園料
無料
時間
いつでも
メモ
元々は実梅の産地。川沿いに拡充し赤や桃色の梅も
駐車場
あり
公共交通
車が便利
【禅昌寺ゆかりの梅】所在地
岐阜県下呂市萩原町中呂1089
本数
1本梅
見ごろ
3月中旬~3月下旬
入園料
500円(拝観料)
時間
8時30分~16時
メモ
同寺は戦国大名・三木氏の菩提寺。梅は朝廷の勅使が植えたの伝承も
駐車場
あり
公共交通
高山本線禅昌寺駅すぐ
【古子(ふるこ)の紅梅】所在地
岐阜県下呂市小坂町長瀬
本数
1本梅
見ごろ
4月上旬~4月中旬
入園料
無料
時間
いつでも
メモ
樹齢700年の古木。八重咲きで県指定天然記念物
駐車場
公共交通
車が便利
【飛騨天満宮】所在地
岐阜県高山市天満町2-30
本数
50本
見ごろ
3月下旬~4月上旬
入園料
無料
時間
9時~16時
メモ
太宰府天満宮から送られた「飛び梅」の子孫も
駐車場
あり
公共交通
高山駅から徒歩13分

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◆2026年の情報であり、変更される場合があります。

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