■梅の旅 その4【三重県】梅の名所7選
しだれ梅は三重におまかせ
梅の香り、桜の華やかさ、柳のたおやかさ―厳冬から初夏にかけて日本人の心を揺さぶる花木たち―しだれ梅はこの3つを併せ持った「日本花木界の女王」といっても過言ではありません。
このしだれ梅を日本で最も濃密に栽培しているのが、ここ三重県なのです。
その「四天王」は「鈴鹿の森庭園」(鈴鹿市)、「なばなの里」(桑名市)、「結城神社」(津市)、「レッドヒルヒーサーの森」(同)です。
それぞれ特色があり、鈴鹿の森庭園は樹形仕立ての粋を集めたアーティスティックな梅が遠来の観梅者を呼び、なばなの里は人気の河津桜との競演とライトアップが人気を呼んでいます。
結城神社はちょっと異色。建武の新政に功績のあった武将結城宗広を祀っており、苔むした塚を現在のように立派に造営したのは津藩の名君として慕われた藤堂高兌(たかさわ)です。
悲運の武将と名君の藩主を慕い毎年多くの人たちが足を運びます。
レッドヒルヒーサーの森は上記の鈴鹿の森庭園と同じく赤塚植物園(津市)が運営しています。
同社は先進のバイオ技術を核に、国際的な規模での園芸商品の開発、流通に取り組んでおり、レッドヒルは日本の里山再生の啓発モデルとして運営しています。しだれ梅は珠玉の銘木ばかりです。
しだれ梅のほかは、大規模な公園型梅園を選んでみました。いなべ市農業公園(いなべ市)は東海地方最大級の4,000本が彩り、南部丘陵公園(四日市市)は眼下に伊勢湾を望む景勝地にあります。
最後にかざはやの里にも目を向けましょう。地元の社会福祉法人が手がけたもので職員と入所者らが協力して花木を育てています。花見をしながらお弁当が食べられるなど、来園者に優しい施設です。
いくつかの施設は有料の場合、梅見の最盛期料金と前後料金を分けています。出発前にネットや電話で確認して下さい。
【三重県 梅の名所7選】
| 【鈴鹿の森庭園】 | 所在地 三重県鈴鹿市山本町151-2 | 本数 枝垂れ中心に30種200本 | 見ごろ 2月中旬~3月下旬 |
| 入園料 見ごろ2,000円、前後700円~ 時間 9時~16時。ライトアップ時は~20:30 | メモ 仕立て技術の粋を凝らして育てた枝垂れの逸木ばかり。観光と育成技術向上を両立 | 駐車場 無し | 公共交通 車が便利 |
| 【いなべ市農業公園】 | 所在地 三重県いなべ市藤原町鼎717 | 本数 100種4000本 | 見ごろ 2月中旬~3月下旬 |
| 入園料 500円 時間 9時~16時 | メモ 東海地方最大級。赤、桃、白の花が咲きほこり、さながら梅のタペストリー | 駐車場 あり | 公共交通 車が便利 |
| 【かざはやの里】 | 所在地 三重県津市戸木町4096 | 本数 66種585本 | 見ごろ 2月中旬~3月下旬 |
| 入園料 見ごろ1,200円、前後300円~ 時間 8時~17時 | メモ 100年超す養老梅や梅シャワーなど。枝垂れウメの下でお弁当も | 駐車場 あり | 公共交通 車が便利 |
| 【結城(ゆうき)神社】 | 所在地 三重県津市藤方2341 | 本数 枝垂れ300本、ほか10種80本 | 見ごろ 2月中旬~3月下旬 |
| 入園料 800円 時間 9時~17時 | メモ 建武の新政に功績のあった結城宗広公を祀る神社。密生した枝垂れウメがみごと | 駐車場 あり | 公共交通 車が便利 |
| 【なばなの里】 | 所在地 三重県桑名市長島町駒江漆畑270 | 本数 枝垂れ330本 | 見ごろ 2月下旬~3月下旬 |
| 入園料 2,500円~3,000円(金券付き) 時間 9時~16時30分 | メモ ほとんどが枝垂れウメ。河津桜との競演も楽しめる | 駐車場 あり(約5700台) | 公共交通 車が便利 |
| 【南部丘陵公園】 | 所在地 三重県四日市市西日野町 | 本数 2,500本 | 見ごろ 2月中旬~3月中旬 |
| 入園料 無料 時間 9時~17時 | メモ 戦前は9,000本もあった。遠く知多半島も望める | 駐車場 あり | 公共交通 車が便利 |
| 【レッドヒルヒーサーの森】 | 所在地 三重県津市高野尾町2877 | 本数 枝垂れ45本 | 見ごろ 2月中旬~3月下旬 |
| 入園料 800円 時間 9時30分~17時 | メモ 同寺は戦国大名・三木氏の菩提寺。梅は朝廷の勅使が植えたの伝承も | 駐車場 あり | 公共交通 車が便利 |
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◆2026年の情報であり、変更される場合があります。




