小原地区の紅葉 [豊田市] [紅葉特集]

豊田市・みよし市
柿ケ入では水路わきの共演が楽しめる(2025年12月5日撮影)
桜と紅葉が共演、川見四季桜の里(2024年12月5日撮影)

■小原地区の紅葉

 小原地区の紅葉といえば四季桜との「共演」が有名。真っ赤なモミジと真っ白な四季桜が地区の各地で、まるで市松模様のように山肌や丘の斜面に浮かび上がっています。
 いちばん人気のスポットは「川見(せんみ)四季桜の里」です。豊田市方面から車で来る場合、国道419号をまっすぐに北上すればOKです。

柿ケ入遊歩道は水路脇(右側)、山側ともに紅葉する(2025年12月5日撮影)

 ここがいちばん人気なのは、なによりも小高い丘の斜面全体が「共演のキャンバス」になっているからです。タテ50㍍ほどあヨコ100㍍ほどのキャンバスはまっしろな四季桜を背景に、真紅のモミジがみごとに浮かび上がっています。
 手入れが行き届いているのか、四季桜とモミジはほぼ同じ高さでそろえられています。まるで巨大な点描画です。とくに晴れた日は必見。モミジは立ち上がるようにくっきりとの浮かび上がり、えもいわれぬ美しさです。
 斜面のすぐ南には川見薬師寺に通じる17段の石段がまっすぐに伸びています。さながらキャンバスに描かれた極楽への階段です。

 地区全体が共演の場です。四季桜の里から国道をはさんで反対側の柿ケ入遊歩道をくだっていくと水路脇では四季桜と紅葉を間近で見ることができます。

 山肌の共演が一幅の絵画なら、こちらは1本1本の個性がくっきりと表れた役者絵。のびのびとした自然にはぐくまれて枝ぶりが見事です。

少し離れた四季桜公園もマークしたい(2025年12月5日撮影)

 小原地区の紅葉と四季桜の「共演」が多くの人を引きつけるのは、その「共演」が地元の工芸品「小原和紙」を彷彿とさせるからです。
 小原和紙は昔ながらの手法ですく正統的な和紙ですが、その工程で植物原料の着色液を使って和紙に絵を描くのです。柔らかな色調と淡い色調は、四季桜の和紙に浮かんだ紅葉そっくりです。 近くには小原和紙の展示館もあります。ぜひ訪ねて下さい。

豊田市役所小原庁舎脇の駐車場も外せない(2025年12月5日撮影)

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基本情報

◆〒470-0531
 豊田市小原町孫八456 (小原ふれあい公園)
 (※豊田市役所 小原支所となり)
 〒470-0506
 豊田市川見町堂ノ洞225 (川見四季桜の里)

◆駐車場あり(無料)
 (※まつり期間中は会場により500円~1000円/回)

◆入場無料

◆トイレあり

◆外部サイト
https://www.kankou-obara.toyota.aichi.jp/

◆お問合せ先
 豊田市小原観光協会
 [TEL 0565-65-3808]

◆2024年の情報であり、変更される場合があります。

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